こんにちは、木材・製材販売 リフォームの店 ㈱大柳製材所です。
今回案件は、倉庫の修理、補強です。
プレハブ倉庫に車が飛び込む事故が発生。幸いにも怪我人はなく、運転者も無事でした。
しかし、倉庫は角の柱など3本ほどの柱がちぎれ、筋交いブレスもちぎれ飛んで、建物として危険な状態です。
プレハブ業者に意見を聞くとプレハブとしては、直すことが出来ないとのこと。
施工の手順から一度ばらしてからの、組直し。部品もないことから、修理を断念。
しかし、修理を前提に賠償金が発生することから、鉄骨補強することになりました。
本日より、本格的に、修理、補強工事が始まります。
外部修理より行います。
外壁を角波トタン張り。予算を考える上でも、波トタン貼りより低コストで出来ます。(波トタンは、かさ釘の手打ちで、巾もあるので長尺作業では扱いにくい)
トタン下地は、30×40と大きいですが、プレハブの柱が、1820mmピッチですので、このサイズを選びました。
外回りもトタンが張れたので、雨が降ってもOK、防犯もご近所の目も気にしなくてすみます。(皆さんご心配が、ストレスになることも。)
それでは、補強工事に取り掛かります。
まずは、内部の片づけから始めます。
補強工事の開始。まずは、基礎工事から。
鉄骨業者と打ち合わせして、補強基礎工事の打ちましをします。
既設土間にアンカー打ちを検討しましたが、土間コンに十分な厚みがないため、200mmコンクリートを打ちます。補強部分を対象にコンクリートを打ちますが、既設の立ち上がり部分の欠落が確認できたので一面つなげてコンクリートを打ちます。(建物修理は、解体して内部を見なければ、判断できないこともあります。)